非劣性仮説の log-rank 検定に対するサンプルサイズ設計 (MST+HR から計算)
略説
比例ハザード性を仮定し、非劣性仮説の log-rank 検定について Jung & Chow (2012) の方法によるサンプルサイズ設計を行う Web アプリです、JavaScript
で作成しています。
Jung & Chow (2012) にはクリティカルかつ分かりやすいタイポが 1 つあるので、原典を参照したい方はどこが間違っているか探してみて下さい。
設定する MST、登録期間、および追跡期間は全て 月 または
年 に揃えて入力してください (月で入力した場合と年で入力した場合は結果が少し異なることがあります)。
標準治療群に対する試験治療群の割付比は、標準治療群を 1 としたときの、試験治療群の比です (1:2 にしたい場合は 2 を入力; デフォルトは 1:1 です)。
非劣性マージンは帰無仮説におけるハザード比 $\Delta_0$ で、対立仮説におけるハザード比 $HR$ に対して、$HR \lt \Delta_0$ となるように設定して下さい。
片側検定のみに対応しています。
アプリ
入力
計算結果
計算条件
参考文献
- Jung SH, Chow SC. On sample size calculation for comparing survival curves under general hypothesis testing. Journal of Biopharmaceutical Statistics 2012;22(3):485–495. [Web Site]
履歴
- 2019/7/31 不均等割り付け時に得られるサンプルサイズが指定した割付比に出来る限り近づくように改善しました (Thanks to Dr. Masayuki Yamada)
- 2017/12/1 英語版を追加しました; 非劣性マージンに対応する MST を出力するように修正しました
- 2015/5/27 テストバージョンを公開しました
To cite this page
- Nagashima K. A sample size determination tool for the log-rank test of non-inferiority [Internet]. 2015 May 27 [cited 20XX YYY ZZ]; Available from: https://nshi.jp/en/js/twosurvhrni/.