Kengo Nagashima



略説

Kaplan–Meier 推定量に基づく単群の生存関数の検定について生存関数の極限分布に指数分布を想定した漸近分散に基づいて、サンプルサイズ設計を行う Web アプリです、JavaScript で作成しています。

設定する年次生存割合、登録期間、および追跡期間は全て または に揃えて入力してください (月で入力した場合と年で入力した場合は結果が少し異なることがあります)。
年次生存割合の年度には、何年生存割合を用いるかを入力します (初期値の例では 12 ヶ月 (1 年) 生存割合)。

現状では、Kaplan–Meier 推定量をベースにした単群の生存関数の検定のサンプルサイズ設計については決定的な文献がないと思われます (現在論文投稿準備中です)。
そのため、本アプリは Fleming & Harrington (1991) の Example 6.3.1 を参考に実装しています。
理論的な背景については、Fleming & Harrington (1991) および Andersen, Borgan, Gill & Keiding (1993) をご参照ください。
無変換と対数変換は第一種の過誤の確率を制御できないほど小標本下での正規近似が悪いため、推奨できません (Bie et al., 1987; Borgan & Liestøl, 1990)。
本アプリのサンプルサイズ計算式は SWOG の One Sample Nonparametric Survival と異なるものを用います。 SWOG の One Sample Nonparametric Survival と同じ結果を出すオプションもサポートしています。 なお、投稿準備中の論文の研究結果から本アプリでは逆正弦平方根変換をデフォルトとしています。 特に理由がない場合は、逆正弦平方根変換を使った方法によるサンプルサイズ設計を推奨します。 解析時は、逆正弦平方根変換を用いるか、それよりも保守的な二重対数変換かロジット変換を用いると良いでしょう。

アプリ

入力

計算結果

計算条件

参考文献

  1. Fleming TR, Harrington DP. Counting Processes and Survival Analysis. New York: Wiley, 1991, 236–237, Example 6.3.1.
  2. Andersen PK, Borgan Ø, Gill RD, Keiding N. Statistical Models Based on Counting Processes. New York: Springer-Verlag, 1993, 176–287, Section IV.1–3.
  3. Bie O, Borgan Ø, Liestøl K. Confidence intervals and confidence bands for the cumulative hazard rate function and their small sample properties. Scandinavian Journal of Statistics 1987; 14(3): 221–233.
  4. Borgan Ø, Liestøl K. A note on confidence intervals and bands for the survival function based on transformations. Scandinavian Journal of Statistics 1990; 17(1): 35–41.

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